ウェブサイト構築
ウェブマーケティング
ウェブマーケティングを取り巻く環境
近年、ユーザーが受け取る情報量は増加し続けており、広告投資対効果が減少している現状があります。一方で、コンテンツにおいては、その内容だけでなく、情報発信者と受け手の関係性の中でコンテンツの価値が変わり、ブランドへの信頼構築がマーケティングの要諦となってきています。
つまり企業には、より深くより個にフォーカスして、ユーザーとの長期的な関係性の構築を行うことが求められていると言えるでしょう。
また、モバイルの普及により、情報検索がライフスタイルの一部となっています。今は、今後のIoTやウェアラブル端末等といったモビリティを意識した情報設計が求められる時代です。
ウェブマーケティングが果たす役割
ウェブマーケティングには、様々なプロモーション手段との組み合わせで位置付けを考える総合的な視点が欠かせません。ユーザーと最初のコンタクトを取る媒体はどれか、実際にサービス提供を行う媒体はどれか、その組み合わせを考え、ウェブマーケティングが果たせる役割を導き出すことが必要です。
ウェブサイトは基本的に受け身です。だからこそ、一方的なメッセージではなく、ユーザーの知りたい情報を自らの言葉で語る機能が求められます。
では、どうすれば、知りたい情報を掲載できるのか。そのためには、ビジネスゴールを明確にし、ウェブサイトをユーザー中心設計(User Centered Design:UCD)、ユーザーエクスペリエンスデザイン(UX)のアプローチで構築を行うことが求められます。
多様化するウェブメディアのあり方
ウェブメディアを自社のマーケティングに積極的に活用するためには、プロモーション戦略の全体像において、必要となるウェブメディアの種類を定義し、マネジメントしていくことが必要です。
ペイドメディア(Paid-Media)
=「関心をつくる」
支払いを必要とする広告の出稿により利用できるメディア。主に、マス4媒体や、ウェブ広告といったものが分類されます。費用を掛けることが、効果を高めることに繋がります。
オウンドメディア(Owned-Media)
=「理解を促す」
自社が所有しているメディア。ウェブサイトやメールマガジンといった自社で管理・運営するメディアのため、比較的コントロールが利きます。
アーンドメディア(Earned-Media)
=「共感を得る」
企業が生活者からの評判や信用などを得るメディアのことで、生活者が情報の起点となるブログやソーシャルメディアなどのCGM(Consumer Generated Media)が分類されます。特にソーシャルメディアなどを利用したコミュニケーションによって、ブランド認知向上や商品売り上げに効果が期待されているが、企業にはコントロールが困難です。
