データマーケティング
ユーザーテスト
UX(ユーザーエクスペリエンス)向上のためには、定量分析だけでなく、
人間の動作・発言等の観察など、定性的な分析が必要になります。
主に、新しいインサイトの発見や既存サービスの分析に有効な手段となります。
弊社では、フォーカスグループインタビューおよび思考発話法ユーザビリティテストをサービスとして提供しています。
フォーカスグループインタビュー
想定ユーザーから選んだ参加者を5~6人のグループにし、司会者が「デザインイメージ」や「ユーザー行動について」等のテーマを与えてディスカッションを進めていきます。基本的には自由な発言を促して進行します。インタビュー内容は、ビデオや録音テープまたは傍聴者がメモをとり、その発言内容を分析します(定性調査の一手法)。
特定ターゲット層のニーズの把握
市場の現ユーザーのライフスタイルや生活価値観の把握、サービスに対する不満、どのような意識で商品やサービスを選択しているのかを対象者の生の声から把握することができます。
新サービスコンセプトに対する想定ユーザーの評価
開発中サービスのコンセプトに対し、想定ユーザーはどのような評価を下すのか、改善の余地はあるのかなどの具体的な評価とともに、そのような評価の背景となる意識を検証します。
思考発話法ユーザビリティテスト
思考発話法ユーザビリティテストとは、ユーザーにタスク(課題)を提示し、その実行過程において考えていることを話しながら操作してもらう手法です。ユーザーの行動と発話(2~3名)から、インターフェース上のどの部分に問題があるのか、なぜその問題が起きたのかを詳細に把握できます。
ユーザビリティ問題の抽出
ユーザーテストでは実際のターゲットとするユーザーに、ある目的のタスク(課題)を行ってもらい、その際の行動、発話を記録・観察し、分析の材料とします。ユーザーのタスクの実行過程における失敗や混乱、さらに発話内容からインターフェースの具体的な問題点が明らかとなります。ヒューリスティック評価だけでは得にくい問題点を抽出することが可能です。
ユーザビリティ問題の原因探索
ユーザーを観察しながら、問題点の抽出とともに、その問題の深刻さ(独力で回復できるか)、頻出度(頻繁に操作する内容か、何度やっても間違えてしまうか)などの推測をします。インターフェースの具体的な問題点の抽出にとどまらず、なぜ失敗したのか、なぜ不満を述べたのかを明らかにできます。